fc2ブログ
03 // 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30. // 05

不穏な天気 



 「元側近の告発で学歴詐称疑惑が再燃し、苦境に立つ小池百合子東京都知事。7月の都知事選での3選に黄信号が灯ったと見られているが本人は馬耳東風」という記事があった。



 この学歴詐称問題はもう何年も前から取り沙汰されている。カイロ大学が卒業を認定する文書を出して一旦は騒動が沈静化したが、今度は元側近が彼女の学歴詐称工作に加担したなどと暴露して再び騒動になっている。



 本人は4月12日の会見で、「カイロ大学が自分の卒業を認めている。卒業を認める資格があるのは大学だけ」と疑惑を全面否定した。しかしこの言い方は考えてみれば不思議だ。小池氏は「自分はカイロ大学を卒業した」とは一度も言っていないのだ。本当に卒業したのなら堂々とそう言えばいい。卒業したかしないかが分からないなどということは一般的にあり得ない。もし卒業していないのならそう言えばいいだけである。今更そのことによって小池氏の政治生命が危うくなることなど無いだろう。これだけの実績があるのだから。政治家にとってもっともまずいのは「嘘をつく」ことである。しかし「火のないところに煙は立たない」というから、彼女には何か怪しいことがあるのだろう。自分はこの学歴詐称問題以外でも小池氏のことは胡散臭い人物とずっと思ってきたので、元よりまったく信用していないが。





 衆院3補選が近づき、衆議院解散を近いと言われているからだろうが、政局がらみのニュースが多い。なぜか知らないが岸田内閣の支持率が少し上がったらしい。もし3補選で自民が全敗すれば、それが自民批判のガス抜きになって岸田内閣の支持率が上がるのではないかという、都合のいい予測を岸田首相が立てているという記事もある。大阪万博の費用増問題で批判されている維新は立憲民主党批判に熱中している。維新はますます「第二自民党化」してきたが、大阪万博批判に対する吉村知事の言い分を聞いていると、この人物のメッキも大分剥げてきたなと感じてしまう。




 しかし裏金事件でも自民党支持率はそれほど下がらず、立憲もぴりっとせず、維新は「ゆ党」からさらに与党寄りになり、共産党もれいわも相変わらず影が薄い。日本の政治状況は一体いつになったら劇的に改善するのだろう。それともそんなことは起きないのだろうか。




PXL_20240417_054201917 bakusuta-









スポンサーサイト



[edit]

マリアナの海 



 海上自衛隊のヘリコプター2機が接触して墜落したと見られる事故では、行方不明の隊員も機体も発見されていない。周辺海域は水深5000m以上もあるというから、行方不明者の捜索も機体の回収も難しいだろうと思う。



 北海道・知床半島沖で起きた観光船「KAZU I(カズワン)」の沈没事故から、今日23日で2年になると今朝のニュースで言っていた。この事故では20人が死亡、母子を含む6人の行方が未だに分からない。犠牲者の遺族らは近く、運航会社「知床遊覧船」と桂田精一社長に総額10億円の損害賠償を求めて提訴するという。






 このマイク真木の歌う「マリアナの海」という曲を初めて知ったのはもう半世紀以上前の高校生の時だ。夏休みに田舎でアルバイトをしている時に、同じようにアルバイトをしに来ていた東京の高校生に教えてもらったのだ。その後何十年もマイク真木本人が歌ったものは聴いたことがなかった。初めて聴いたときには随分悲しげな歌だと思っていた。当時アルバイト仲間が二、三度歌っているのを聴いただけのこの曲を、その後なぜ長く自分の記憶に刻まれたのかよく分からない。





 最近調べたら、この曲は1965年10月7日に発生した「マリアナ海域漁船集団遭難事件」を題材にマイク真木が書いた曲なのだと知った。



「1965年10月4日未明、カロリン諸島で発生した台風第29号(国際名:Carmen)は、10月6日時点の予報ではアグリハン島の東方海上を通過するという見通しであった。当時、マリアナ近海では日本から出港した静岡船籍のかつお・まぐろ漁船40隻ほどが操業を行なっていたが、この予報を受けて、このうち10隻がアグリハン島の西岸に避難した。しかし台風第29号は、10月6日には予想に反して進路を西寄りから北寄りに急転し、7日朝、避航中の7隻がいるアグリハン島付近を通った。しかも中心気圧が急激に下降して発達、6日3時には970mbであったが7日3時には914mbとなり、最大風速70m/sに達した。このため1隻はアグリハン島に座礁して船体が大破、1隻は沈没、残る5隻は、多くの漂流物は発見されたものの船体は乗組員もろとも行方不明となった。最終的にこの事故では209人の犠牲者(死者1人、行方不明208人)が出ており、第2次世界大戦後の日本における漁船の遭難事故としては、1954年5月のメイストームによる北海道近海でのサケ・マス漁船集団遭難に次いで大きなものとなった。」



 マイク真木がなぜこの事件を題材にこの曲を書いたのかは分からない。明るくはない地味な曲だから、今この曲を知っている人は少ないのではあるまいか。








 初めてこの曲を聴いた時、これは太平洋戦争中の日本の軍艦の沈没事故を取り上げたものだと思っていた。時々ふと思うけれど、陸地で戦死した兵士の遺骨は回収される可能性があるけれど、沈没した艦船や海に墜落した航空機の乗員の遺体は見つけることが不可能だ。そんな何万人、何十万人もの遺体が今も海の底に眠っているのだと思うと、戦争の苛烈さと悲惨さと残酷さを改めて感じる。





 「板子(いたご)一枚下は地獄」という船乗りのことわざがある。のんびり海に浮かんでいる船でも、底にある一枚の板をはずしたら沈んでしまう。この言葉は、船乗りの仕事は危険と隣り合わせ、という意味で使われる。漁船の海難事故は多い。とくに北洋船や遠洋漁業の船は一層危険度が高いだろう。漁業者の仕事は命がけだ。命がけの仕事というものは他にもあるけれど。









[edit]

春でも「冬の人」 



 毎回楽しみに見ている 火野正平の「にっぽん縦断 こころ旅」の春の旅が始まったと思ったら、1週目の鹿児島県が終わって、翌週は熊本県の予定だったのになぜか放送されなかった。そのかわりに去年秋の北海道の旅が再放送されている。



 画面では「予定を変更して・・・・」と書かれているだけで、変更理由の説明は何もない。考えられるのは火野正平の体調不良くらいしかない。彼ももう74歳である。自転車旅を続けていれば具合が悪くなることもあるだろう。最近70歳前後の俳優やミュージシャンの訃報もよく聞く。そんな年なのだ。調子が悪ければ休めばいいのである。しかし何も説明しないというのはよくない。「火野正平の体調不良でしばらく休止」と聞けば多くのファンも納得するはずである。もしそうであるなら病名まで言う必要はないが、だまっているのはよくない。これではまるで自民党の裏金議員のようである。





 朝から小雨が降っている。今日は最高気温も20度に届かず平年よりも低くなると天気予報で言っていた。晴れたり雨が降ったり、暑くなったり肌寒くなったり、目まぐるしく天気が変わる。これではとくに高齢者は体調の維持に苦労する。




 鉢植えの植物の土がすぐに乾くようになってきた。これは気温が上がったり空気が乾燥していることもあるが、もっとも大きいのは植物の根が水をたくさん吸収するようになったからである。冬の間は植物はほとんど水を必要としない。春になって成長が始まると必要なのが水だ。それで鉢が乾きやすい。水やりの回数も増えてきて大変だ。だから今日のように雨が降ってくれると助かるのである。




 今日から水曜日ころまでは雨が多く気温も低めのようだ。その後また暑くなるらしいが。






PXL_20240418_040905413ボタン白















[edit]

近しい 



 今日車に乗っていたらこの曲が流れた。


  Dougie MacLeanの歌う「Feel so near」という自分の好きな曲だ。


 自分は聞き取りが苦手なので家に帰ってきて歌詞を調べていた。「Feel so near」というのは文字通り「身近に感じる」ということだろう。この歌詞を見ていると、自分の拙い英語力でも、そこに歌われている情景がなんとなく浮かんでくる。



 何かが自分にとって「近しい」と感じる瞬間は時々ある。それは風景や絵を見ている時だったり、街角を歩いている時だったり、何かの音や匂いがするときだったり、何かを食べている時だったり、どこかの椅子に座っている時だったりする。



 この曲では、「風の唸り声」や「砕ける波」や「野の花」を身近なものに感じると言っている。







Song: Feel so near by Dougie MacLean


You'll find me sitting at this table with my friend Fin and my friend John
My friend Murdaney tells us stories of things long gone lone gone
And we may take a glass together the whisky makes it all so clear
It fires our dulled imagination and I feel so near

I feel so near to the howling of the wind
Feel so near to the crashing of the waves
Feel so near to the flowers in the field
Feel so near



The old man looks out to the island he says this place is endless thin
There's no real distance here to mention we might all fall in all fall in
No distance to the spirits of the living no distance to the spirits of the dead
And as he turned his eyes were shining and he proudly said proudly said



So we build our tower constructions there to mark our place in time
We justify our great destructions as on we climb on we climb
Now the journey doesn't seem to matter the destination's faded out
And gathering out along the headland I hear the children shout children shout








[edit]

夜間飛行 



 伊豆諸島の鳥島東の洋上で海上自衛隊のヘリコプター2機が墜落したとみられる事故で、木原稔防衛相は21日午前、両機が衝突して墜落した可能性があるとの見方を明らかにした。両機には計8人が搭乗していたが、未明に救助した1人の死亡が確認された。残り7人の行方もまだ分からない。去年5月にも、沖縄県の宮古島沖で陸上自衛隊のヘリコプターが墜落して10人が死亡した事故があった。あれは昼間だったけれど。



 自分は事故の一報を聞いたときから衝突したのではないかと思っていた。両機の通信が途絶えた時刻が近かったからだ。昨日の深夜だから当然周囲は真っ暗で有視界飛行は出来ない。レーダーなどの機器を使って飛行することになるが、慣れないと日中と比べて数倍難しく危険な飛行だろうと推測する。




 ヘリコプターの操縦技術のことなどもちろん自分には分からない。若い頃に住んでいたマンションの管理員のおじさんは、長年自衛隊でヘリコプターのパイロットをしていた人だった。定年後に管理員になったのだが、彼は「ヘリコプターの操縦は飛行機よりも難しい」とよく言っていた。





 最近2度続けて車の左側面の下部を縁石にこすって傷つけてしまった。大きなへこみではないが、どうせまたやるかもしれないと、修理せずにそのままにしている。以前ならそんなことはなかったのに、最近どうも周囲への注意力や運転技術がとみに低下している。これも老化の兆候だろう。今年初めの免許更新の前に行なった高齢者講習の検査では、視力も落ちて視野もせまくなっていた。最近は夜運転するとどうも見にくい。雨が降るとさらに最悪である。だから特別は必要がない限り夜は乗らないようにしている。




 それにしても月のない夜間飛行は随分怖いだろうと思う。洋上では町の明かりもないのだから。行方不明の乗員が無事に発見されるといいけれど。







[edit]

今朝の1曲 










 これはバンドリーダーだった父親に対するダンの鎮魂歌だろうか。音楽家としての才能を父から受け継ぐことが出来たことを感謝している歌だ。ダン・フォーゲルバーグは多くの名曲を残したが、2007年に前立腺癌のために56歳の若さで没した。1970年代前半、自分がもっともよく聞いたミュージシャンの一人だ。1951年生まれだから年もそれほど違わない。


 1972年に最初のアルバム『ホーム・フリー』が発表された。このアルバムはあまり売れなかったようだが、自分はこの1stアルバムが一番好きである。「地味で静か」なところがいい。







[edit]

大型連休か。 



 カレンダーを見ていて来週からゴールデンウィーク(NHKはそう呼ばず、必ず「大型連休」と言う)が始まるのだと、ふと思った。コロナ禍も遠くに過ぎ去り移動の障害は何もない。今心配なのは円安と物価高とガソリン価格の高騰くらいか。



 今年は30日と1日2日を休めば10連休になるが、そう出来るのは限られた恵まれた人たちだけだ。大きな地震が頻発している昨今だが、旅行先で大地震の被害に遭遇する事態ほど不安なことはないだろう。実際に元旦に起きた能登半島地震や先日の台湾大地震によって影響を受けた観光客は多い。今年のGWの旅行計画を考えている人はそんな心配はしていないだろうか。



 例によって我が家はどこにも出かけない。高速道路の渋滞に最後に嵌ったのはもう30年以上前のことだ。もう5年以上遠出したことがない。だから我が家にとって連休の「大型」も「小型」も関係ない。今年は家庭菜園に精を出すことにしようと思っている。それが金もかからず一番平和である。




PXL_20240418_040801573 モッコウバラ







[edit]

サボテンのこと。 



 相変わらず半世紀も前のころの曲ばかり聴いている。



 聴くたびに最近の音楽とはまったく違ってシンプルだと思う。今は曲も複雑だし、歌詞もよく理解できないものが多い。半世紀で音楽シーンは随分変わったが、大体誰でも10代の終わりごろから20代前半の頃に聴いた音楽が一番頭に残っているのではあるまいか。もし多くの人がそうだとしたら、一般的に人間の音に対する感受性はその頃が一番敏感だということなのかも知れない。あるいはすべてに対する感受性が。




 この曲はチューリップが1975年に発表したものだ。友人の中にチューリップの大ファンだという男がいたが、自分はそれほど熱心に聴いていたわけではない。でも今改めてこの曲を聴くといい曲だと思う。失恋や青春の痛みのようなものを歌った曲だが、聴いていると何だかやさしい気分になってくる。曲を作った財津和夫の経験が歌われているのかもしれない。




 蛇足だが「サボテン」という言葉が出てくる曲は珍しい(と自分は思う)。若いころサボテンが好きで数鉢買い求めて育てていたが、いつの間にかみな枯れてしまった。その頃縁日などに行くとよく植木やサボテンが売られていた。開花したものも多かった。サボテンの鉢は小さいからベランダや狭い窓辺にも置ける。陽が当たれば都会のアパートでも育てられた。



 サボテンの花は意外なほど美しくて色も形も千差万別だ。その花はどれも金属質の光沢を放っていて、他の草花とは随分違う。よく見ないと造花かドライフラワーと見間違う。サボテンの原産地の多くは中南米のメキシコ、ボリビア、ペルー、アルゼンチンなどの国々だ。西部劇にはよく巨大な柱サボテンや直径1mはあろうかという玉サボテンが出てくるが、テキサス州やニューメキシコ州といった米南部の州にも自生しているのだろう。日本でも暖地の露地で大きく育った柱サボテンや団扇サボテンを見かけることがある。宮崎県で食べられるサボテン料理が紹介されたテレビ番組を見たことがあるが、サボテンステーキなどは果たして美味しいのだろうか。











[edit]

学生街。 



 NHKテレビの朝ドラが新しく始まったが、女性裁判官を主人公にしたドラマで、舞台は神田駿河台だ。時代は1930年代のことだから、街の風景は今とはまったく違う。


 若いころは九段下の交差点から神田駿河台の交差点までの間の古本屋街を随分歩いたものだったけれど、最近は都心に出ることもめっきり減って(コロナ禍もひとつの要因だが)しまった。体力に自信がなくなったこともあるが、出かけようという気力がなかなか沸かず、都心は「随分遠い場所」になってしまった。





 懐かしいこの曲を聴いていた。この曲は発表当時随分ヒットしてラジオからも始終流れていた。今聴くとやはり懐かしいし、歌詞を聴いていると学生時代の自分の姿も朧気に浮かんできたりする。学校へはほとんど行かなかったが。



 ガロのメンバー3人はこの曲を発売することにあまり乗り気でなかったと何かで読んだことがある。作詞:山上路夫、作曲:すぎやまこういちのこのポピュラー曲が自分たちの目指す音楽路線とは違うと思ったのではあるまいか。しかしそれに反してこの曲が大ヒットしてしまって、ガロというグループの方向性は決まってしまったように思う。メンバーの心中は推し量るべくもないが、忸怩たるものがあったのではないか。




 まあ往々にして人生というのはそんなものだが、ガロと3人のメンバーのその後をみると、決して順風満帆だったとは言えない。売れなくても自分たちのやりたい曲を演奏出来た方が幸せだったかもしれない。もちろん結果論だが。












[edit]

家庭菜園日記 ⑤ 



 午後になって怪しい空模様になってきたが、ホームセンターで野菜苗を買ってきたので、降らないうちにと急いで家庭菜園に行ってきた。



 ジャガイモは順調に育っている。サヤエンドウも伸びている。エダマメとキューリの発芽がいまひとつだ。



 買ってきたトマト、ミニトマト、ナス、ピーマン、パプリカ、ズッキーニなどの苗を植えた。



 今年の夏野菜の収穫はどうなるだろう。去年のような雨の少ない猛暑の夏にならなければいいのだが。




PXL_20240418_050607248ジャガイモ


PXL_20240418_050615316ピーマン


PXL_20240418_050622542トマト


PXL_20240418_050633181サヤエンドウ







[edit]

穀雨 



 今日は「穀雨」だが、これも二十四節気の中ではあまり馴染みがない。


 「春雨が穀物を潤す頃」という意味だが、「雨生百穀(うりゅうひゃっこく)」に由来する言葉だと書いてあった。ちょうど昨夜降った雨で今朝はどの庭木や花も生気に満ちているように見える。


 ここで自分で「生気に満ちた」と書きながらその意味を考えていた。「生気に満ちる」というのは、「いきいきした」「元気のある」「活発な」「活動的な」「精力的な」「エネルギッシュな」といった意味だ。


 今の自分はそのうちのどれ一つもないような気がするが、若い時にはいくらかはあったのだろうと思う。植物は毎年春になると新しく生まれ変わって瑞々しい緑の葉を出すが、残念なことに人間の場合はそうはいかない。活気の出た植物をただ静かに眺めるだけである。





PXL_20240418_235217750ボタン
開ききると、牡丹の花は20㎝にもなる。「今が盛り」だろうか。





[edit]

またマイナ保険証の話 



 武見敬三厚生労働相は18日の参院厚労委員会で、マイナンバーカードに健康保険証の機能を持たせた「マイナ保険証」の利用率に関係なく、12月に現行の健康保険証を廃止し、マイナ保険証に一本化すると述べた。



 政府は12月2日から健康保険証の新規発行を停止し、廃止すると既に決定しているが、3月のマイナ保険証利用率は5.47%という低さだ。数字が示すようにほとんどの国民はマイナ保険証など必要としていないのである。政府がいうマイナ保険証のメリットにも何の説得力もない。


 廃止後も最長1年間は現行の健康保険証を使える猶予期間があり、マイナ保険証を所有していない人には「資格確認書」が発行される予定だが、民意を無視してあくまで導入を強行する政府には怒りと疑問しかない。マイナ保険証によって誰が最も利権を得るのだろう。






[edit]

揺れる国 



 昨夜11時過ぎ、豊後水道を震源とするマグニチュード6.6の地震があった。愛媛県や高知県で最大震度6弱を観測した。南海トラフ地震の想定震源域だが、気象庁は南海トラフ地震への直接的影響は否定している。


 昨夜は11時前に寝てしまって、今朝地震のニュースを見て初めて知った。しかしこのところ日本各地で頻繁に大きな地震が起こる。どうなっているのだろうか。


 今回の震源地から近い愛媛県の伊方原発は3号機が稼働中だが、今のところ地震の影響はないと言っている。


 能登半島地震もそうだったが、大きな地震が起こるとその近くに原子力発電所がある。数が多いからそうなるのだが、福島原発の事故後は、幸い地震による大きな原発事故は起きていないが、それは恐らくただの幸運に過ぎない。こんな世界一の地震国に原発を作ろうなどと無謀なことを最初に考えたのは誰なのだろう。自身の利権だけに眼がくらんで、将来の日本の危険性のことなど何も考えなかったのだろう。あるいは目をつぶったのだろう。本当に愚かなことだ。




PXL_20240417_053802265タブツキ
この写真は地震とは関係ない。









[edit]

川越散歩 



 川越に行ってきた。ここはいつ頃からか「小江戸」などと呼ばれるようになって人気の観光地になってきた。5年ほど前に行ったときは、中国人観光客と思しき集団が街中を大声を上げながら闊歩していた。コロナ禍で混雑は一時期収まったが、最近また増えてきているようだ。


 人で混雑しているところは行きたくないので、昨日は観光客の多い町の中心部は避けて「伊佐沼」に行った。伊佐沼は一周歩いても30分程度だからそれほど大きくはない。元々は農業用水のためのため池だったのだろう。桜の時期は観光客で混雑するが、昨日は花はすでに散っていて訪れるひともほとんどいなかった。田に引く水を貯めているからか、水量がいつもよりも随分多かった。川越地区でもそろそろ田植えが始まる時期だ。この沼はハスの花でもよく知られていたようだが、近年カメの食害でハスが被害を受けているらしい。昨日もカメ捕獲用のワナが仕掛けられているのを目にした。






 その後川越市内の東武東上線霞が関駅付近にある川越館跡を見にいった。川越館は平安時代末から南北朝時代にかけて有力な関東武士であった川越氏の居館だった場所だ。川越市の中心部にある北条氏の川越城跡とは違う。15世紀には扇ガ谷上杉氏の川越城を攻略するため、山内上杉氏が陣所を構えた場所でもある。16世紀には小田原北条氏の重臣・大道寺政繁も陣書にしていたようだが。


 わずかに土塁や井戸の跡があるだけで、現在はただの広い野原である。隣に小学校があって子供たちの格好の遊び場になっている。これまで随分発掘調査が行なわれたようだが、現在は国指定の史跡になっている。戦国時代以前は武士の居館も天守や城壁や堀を必要とするような殺伐とした時代ではなかったのだろう。だから居館も普通の住居のようなものだったのかもしれない。




 しかしタンポポの生えた広いだけの野原に立っていると、やはり「兵どもが夢の跡」という感を強くする。ここは何となく「火野正平のこころ旅」に登場しそうな場所だとふと思った。




PXL_20240416_041818772伊佐沼A


PXL_20240416_040641804伊佐沼B
この日の伊佐沼は風が強く波立っていた。



PXL_20240416_061133398川越館A

PXL_20240416_061726702 川越館B






[edit]

朝の陽 



 朝から晴れてはいるが、関東地方は「突然の雷雨と黄砂に注意」と天気予報で言っていた。そう言えば心なしか空が少し黄色っぽい。黄砂だとかPM2.5だとか、嫌なものばかりが西から飛んでくる。もっといいものが飛んできてほしいが。



 この曲は若いころの一時期、目覚めの音楽の定番だった。曲調も明るいし歌詞もほっとするような内容だ。この曲で歌われているのは平凡だが幸せで充実した日常生活だ。それは一見誰にでも簡単に手に入りそうに見えるが、実はそうではない。








When the morning sun has come
Shine the darkness from my eyes
And I wake up in the tree tops, darlin'
Oh, and I got you by my side

There's a sweet smile on your face
And your hair is all undone
And I feel that we are one
When the morning sun has come


When the morning sun has come
Yeah, and I wake up with a smile
Oh, and I walk out on the ridgetop
And I sit there for a while

And I watch a redtailed hawk
Flying circles around the sun
And I feel that we are one
When the morning sun has come


When the morning sun has come
Shine the darkness from my eyes
Yeah, I listen in the stillness
And I hear my little baby cry

And I look into the face
Of a life that's just begun
And I feel that we are one
When the morning sun has come


When the morning sun has come
Shine the darkness from my eyes
And I wake up in the tree tops, darlin'
Oh, and I got you by my side

There's a sweet smile on your face
And your hair is all undone
Oh, and I feel that we are one
When the morning sun has come


Oh, and I feel that we are one, yeah
When the morning sun has come







[edit]

暑い春 



 イランがイスラエルに対する大規模な直接攻撃に踏み切った。これに対してイスラエルが反撃すれば両国の争いは泥沼化する恐れもある。さらにイランがホルムズ海峡封鎖などの挙に出れば、世界経済は大混乱する。原油の9割をホルムズ海峡を通って中東から輸入している日本にとっては、深刻なエネルギー危機に陥る事態でまさに死活問題だ。日本の命運は両国の動向にかかっている。


 15日の外国為替市場で円安の動きが加速し、対ドルの円相場は一時1ドル=154円台前半を付けた。1990年6月以来約34年ぶりの安値水準だ。円安の流れが一向に変わらない。鈴木財務相がいくら口先介入しても市場は無視している。日本政府が市場介入はしないと足元を見られているのだ。まるで「行動出来ない日本」を象徴するような現象だ。





 衆院3補選が今日告示される。行なわれる経緯は、

東京15区
2023年4月の地元・江東区長選を巡る公職選挙法違反(買収など)で有罪が確定した柿沢未途前副法相(自民を離党)の辞職に伴う。柿沢氏は区長選で元自民衆院議員の木村弥生前区長=公判中=を初当選させるため地元区議らに現金を配布し逮捕、起訴され今年2月に辞職。その後有罪が確定した。

長崎3区
安倍派のパーティー券収入のノルマ超過分としてキックバック(還流)された約4300万円を政治資金収支報告書に記載しなかったとして政治資金規正法違反(虚偽記載)で略式命令を受けて辞職した谷川弥一元衆院議員(自民離党)の辞職に伴うもの。

島根1区
体調不良で衆院議長を辞職した細田博之氏が、翌月の去年11月に死去して空席になった議席を争うもの。安倍派会長経験者で旧統一教会との接点やセクハラ疑惑も取りざたされながら逃げ切った経緯がある。存命ならば裏金問題でも真っ先に追及されただろう。



 しかしこの3補選の経緯を見ただけで、今の政治がいかに腐敗しているかがよく分かる。いずれも自民党国会議員の不祥事に端を発した補選だ。まるで自民党国会議員は犯罪者の集団のような有様である。これで有権者がはっきり「自民NO」の民意を示せなかったなら日本の政治はもう先がない。





 昨日15日(月)、新潟県の三条市では気温が32.5℃に達し、4月1位の記録を37年ぶりに更新。最高気温を約2℃も更新した。秋田県の横手市、山形県の鶴岡市でも真夏日になったほか、札幌市でも25.5℃の夏日だった。いずれも「季節外れの」暑さだが、今年は春先からこんなニュースがとても多い。今年の夏も猛暑になるのかと、こちらはちょっと暗い気持ちになる。





[edit]

らんまん 



 桜はすでに散りかけて葉桜になっている。レンギョウもモクレンもほとんど散り、街路樹の根元にある赤いツツジが満開だ。


 ハナミズキも色づいている。


 植物を見ていると季節の移ろいが本当に速いと感じる。枯れていたような我が家の小さな庭も、


 一斉に若葉が茂ってきて重量感を増している。


 「萌える」という言葉がぴったりするような植物の成長の早さだ。




 このところの気温の高さで、植物たちは活発に活動を始めたようだ。






PXL_20240415_030150377ハナミズキ
 昨日、店の前の団地の敷地に咲いていたハナミズキ(正確には花ではないが)。



PXL_20240415_221237347kurematisuA.jpg

PXL_20240415_221310373クレマチスB
 庭ではクレマチスが咲き始めた。


PXL_20240415_221140481モッコウバラ
 モッコウバラも咲き出した。










[edit]

 『Moon River』 








 これまで「ムーンリバー」という曲を真剣に聴いたことがないし、歌詞のこともあまり気にしたことがなかった。この曲は1961年公開の映画『ティファニーで朝食を』の中でオードリー・ヘップバーンが歌って大人気となった。その後1962年にはアンディ・ウィリアムスがアルバムに収録して大ヒットした。



『Moon River』は今では世界中に知られるスタンダードな名曲で多くの歌手がカバーしているが、この曲は作詞:ジョニー・マーサー(Johnny Mercer)作曲:ヘンリー・マンシーニ(Henry Mancini)によって書かれた。作詞者のジョニー・マーサーは、アメリカ南部ジョージア州サヴァンナの出身。歌詞は実家近くに流れるバックリバー(Back River)をイメージしたものだそうだが、この曲の大ヒットを受けて、この川の名前もムーンリバーに変更されたというのがおかしい。


 ヘンリー・マンシーニはこの曲はオードリー・ヘップバーンのために書いたと語っているが、ヘップバーンの歌ったバージョンはヘプバーン自身が断っていたため長年発売されていなかった。ヘプバーンの死後、1993年になってようやく発売されたという経緯がある。もともとこの曲の音域は1オクターブと1音しかないオードリー・ヘプバーンの声域のために書かれているそうだが。ヘップバーンの歌もそんなに遠慮するほど悪いとはまったく思えないが。










はるかに広がるムーンリバー 
いつの日か渡ってみせる 
君は僕に夢をくれたり 
心を傷つけたり
君が行く所どこへでも
僕はついていく



2人の流れ者が 世界へ旅立つ
まだ見ぬ世界が広がる
僕達は目指す 同じ虹の向こうを

虹の上で待ち合わせよう 
僕の大切な友達
ムーンリバーと僕




 歌詞の最後の方にある「Huckleberry」(ハックルベリー)とは、「北米で見られるツツジ科のスノキ属およびGaylussacia属の植物に対する総称でコケモモに近い」と書いてある。


 「Huckleberry」(ハックルベリー)は英語のスラング(俗語・隠語)として、「小さいもの(親しみを込めて)」、「取るに足らない人物」、「ばかなやつ」「重要な人物」「優れた人物」など様々な意味があるようだが、歌詞の中の「Huckleberry Friend(ハックルベリー・フレンド)」には、「大事な友達」、「大切な親友」といった意味合いが込められているようだ。



 ハックルベリーといえば、「トム・ソーヤーの冒険」に登場するトムの親友ハックルベリー・フィンが思い出される。「トム・ソーヤーの冒険」の舞台もミシシッピ川のほとりの小さな町で、作詞者の実家近くに流れるバックリバー(Back River)とイメージが重なる。



 アニメーションの二人はベックとクラプトンのように見える。歌詞に「まだ見ぬ世界へ二人で旅立つ」というくだりがあるが、これは共にロック界を切り開いてきた、エリック・クラプトンとジェフ・ベックの関係に重ね合わせることが出来るものだろうか。自分は二人の人間関係にはほとんど無知なのだが。




 しかしジェフ・ベック独特の音色のギターは本当に素晴らしい。そう言えば、ジェフ・ベックが78歳で死去したのは去年の1月のことだった。








[edit]

虎杖 



 歳時記カレンダーの4月には時節柄か、花や植物に関する記事が多い。




 躑躅や牡丹や金鳳花といった花たちだ。これもツツジ、ボタン、キンポウゲとカタカナで書けば分かりやすいが、漢字だと何だか厳めしい。漢字の方が風情があっていいという意見もあるだろうが。




 それらの花に混じって虎杖(イタドリ)と書かれていた。イタドリは花というよりも植物と紹介したほうがいい。というより「野草」の一種だろうか。イタドリは人の背丈ほどにもなる「タデ科の多年生草本」と書いてある。日当たりのいい野山に行けばそこら中に生えている。




 春になるとこのイタドリの赤い若芽がにょきにょきと伸びてくる。この若芽は柔らかくて中が空洞になっている。子供時代、春から初夏の頃に野山を駆けずり回っているとこのイタドリがあちこちにあった。この若芽を折って、「しゃぶる」のである。ちょっと青臭くて酸っぱい味がする。喉の渇きを癒やすほどではないが、子どもたちはみなそれが好きだった。「イタドリ」などと呼ばず、たしか「スカンポ」と言っていたように記憶している。




 山歩きもしないからもうこのイタドリも長く見たことがないが、もしあの酸っぱさをもう一度味わうことが出来たら、子供時代に野山で遊んだ記憶がさらに鮮明に甦るかもしれない。





 今朝、今年最初のボタンが咲いた。芳香があたりに漂っている。




PXL_20240414_231255323.NIGHTボタン







[edit]

ノマドランド 



 2021年の米映画「ノマドランド」を観た。この作品は世界の数々の映画祭でいくつもの賞を受賞しているが、評価の高かった作品なのだろう。




 ストーリーは単純だ。 2008年9月15日に起きた米投資銀行リーマンブラザースの経営破綻に端を発した米の経済危機によって、多くの人々が職や家を失った。家を失った人々は、自家用車に最低限の家財道具を積み込み、日雇いの職を求めて全米各地を流浪する旅に出た。主人公である夫を亡くした60代の女性ファーンもそんな一人だ。そしてその旅の過程で、同じような境遇の人々と知り合い、絆を深めていく。



 主人公のファーンを演じたフランシス・マクドーマンドと助演のデヴィッド・ストラザーンを除いてプロの俳優は起用されず、実際に車上生活を送っている人々が起用されたそうだ。その人々の演技にとても味がある。



 舞台に都会や大きな街は一切出てこない。ほとんどが砂漠や荒れ地や原野といった場所だ。そこでノマドたちは暮らしている。この「ノマド」という言葉は「流浪の民」「遊牧民」などと訳されている。主人公のファーンが子供に「あなたはホームレスなのか?」と聞かれて「ホームレスではなくハウスレスだ」と答える場面が面白い。彼女にとってはポンコツのバンで放浪を続ける車上生活が「ホーム」なのだろう。


 この映画の原作はジェシカ・ブルーダーが2017年に発表したノンフィクション『ノマド: 漂流する高齢労働者たち』だそうだが、原作は読んでいない。しかしこの映画は高齢者が見ることで、余計に感じるモノがあるような気がする。定年まで懸命に働いても、報われない貧しい老後を送る人が多いのは、どうやら日本だけではないらしい。



 そこで描かれるのは「老い」「孤独」「喪失感」「悲しみ」といった高齢者特有の感情だ。最後の場面で彼女が夫と長く暮らしたネバダ州のエンパイヤという無人になってしまった町を訪れる場面が出てくる。そこで映される遠くの山々の麓まで続く砂漠の荒涼とした風景がとても印象的だ。


 蛇足だが、日本で一時期「ノマドワーカー」という言葉が流行した。Wi-Fi環境のある喫茶店などで、ノートパソコン、スマートフォン、タブレット端末などを使って仕事をする人たちのことを指す言葉だった。「遊牧民」を意味する「ノマド」と、「働く人」を意味する「ワーカー」を組み合せた造語だ。コロナ禍が終わって、今もそういう働き方をしている人がどのくらいいるのかは知らない。



ノマドランドのまどらんど15






ラストの場面で流れたルドヴィコ・エイナウディという人のこの美しいピアノ曲も印象的だった。






[edit]

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

午後の時間割

リンク